荒廃の世界での遭遇―奇妙な酸性雨が降り注ぐ廃墟都市

2773年08月18日

みなさん、こんにちはだな!。荒廃の世界を一人旅するネコモドキ、マテオだ!。今回は、俺が訪れたある廃墟と化した都市での奇妙な出来事を皆に話そう。その都市で経験した奇妙な雨が、俺にとって忘れられない体験となったぞ。

都市に足を踏み入れ探索している内に、異変に気がついた。空から降り注ぐ雨が、普通の雨とは違っている。しかしその雨の粒は何とも言えないほど小さく、見た目も透明なので一見普通の雨と見分けがつかなかった。だが、その雨の性質の異様さに気がついたのだ。

酸性雨―そう推測されるこの雨は、周囲の物質を溶かすような効果を持っているようだった。廃墟と化した都市の建造物は、その雨の影響で煙を立てながら朽ち果てていく様子が目に映った。この都市がなぜこんな状態になったのか、その理由が少しずつ理解できた瞬間だった。

俺は長時間この雨に打たれていたが、幸いにも俺の体は多少のダメージには耐えられるつくりだ。しかし、長時間雨に触れた皮膚が少しだけヌメヌメになっていた。この酸性雨をもってすれば、都市周辺の植生が少ない理由も納得だ。植物たちにとってこの雨は過酷で、成長することが難しい環境なのだろう。

この都市の酸性雨の現象は、人類の活動が持つ環境への影響を改めて思い知らせるものだ。かつての人々が環境に与えた負荷が、今もなおこの荒廃の世界に残っていることが分かった。俺は静かに立ち止まり、その重みを噛みしめるような気持ちになった…。

だが、この出来事はただ消極的な現実を感じるだけではなかったのだ。逆に、俺にとっては新たな気づきを与えてくれる体験でもあった。俺の旅は荒廃の中で孤独なものかと思いきや、これまでの出会いや経験が俺を変え、意外な発見や感動を与えてくれるのだと改めて感じることができてきた。

酸性雨の影響で朽ちた都市は、俺にとって大きな教訓となった。この世界がもともとは美しい自然に溢れる場所だったことを思い出させてくれる一つの証なのかもな。

今後の旅でも、この奇妙な酸性雨の経験を胸に新たなる発見を目指して進んでいきたいと思うぞ。荒廃の世界にはまだまだ秘められた謎や魅力があるのだ。この旅で感じた思いや経験が、俺をより豊かな旅路へ導いてくれることを信じている。

さらばだ、奇妙な酸性雨を降らせる都市よ。そして、ありがとう。お前の存在は、私に新たな視点と気づきを与えてくれた。


[追記]

雨に打たれるやいなや、俺の担いでいたリュックやカバンがすべて壊れてしまった。食べ物もすべて傷んでしまった。食べられないことはないが酸味が強くなっていたから捨てた。あの6000年もつトマト缶や干し肉をすべてだ。今日は夜通しで移動する。今日中に植生のある場所までは歩かねば明日腹を鳴らしながら一日歩くことになる。つくづく俺の体が頑丈で良かったと思う。鉄や金が朽ちる酸に耐えうる体。体毛も同じ性質のため体毛内にあった携帯や「毛玉のお守り」は無事だったぞ、安心しろ。さてそろそろまた出発する、夜の探索は珍しいから少々不安を感じるが俺ならなんら問題ないと思う。では本当にさらばだ、酸性雨と朽ちゆく都市よ。

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